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オウンドメディアの限界?企業のオウンドメディアはオワコンなのか?

   

こんにちは。

 

うちだ広大です。

 

企業のオウンドメディアが相次いで閉鎖となり、オウンドメディアは限界なのか?

 

また、ブログ集客というのは、SNS全盛の今はオワコンなのではないか?

 

サイトを作ったのはいいがアクセスも得られないし、なかなか集客につながらない。

 

マネタイズに繋がらずにやめようと思っている。

 

記事を書いているにも関わらずに、なかなか思うようなアクセスが獲得できない。

 

このような要因から、サイトを辞めてしまう。

 

更新がストップしてしまうということが結構あります。

 

 こんな記事がありました。

続々消える「オウンドメディア」 人気記事もあるのに...閉鎖する理由は?(JCASTニュース)

 

 果たしてオウンドメディアやブログは本当に難しのでしょうか?

 

独断ですが、分析し、集客できるオウンドメディアとは?を解説していきたいと思います。


オウンドメディアってなに?


オウンドメディアとはどういったものでしょうか。

 

オウンドとは、所有するという意味です。

 

メディアは媒体です。

 

言葉の意味からいくと、「所有する媒体」という意味になります。

 

一般的にはオウンドメディアは、ブログ記事をイメージする人が多いのではないでしょうか?

 

言葉の意味から考えれば、自社が所有する媒体です。

 

つまり、ブログ記事だけではなく、自社が所有する媒体は全てです。

 

Twitter、Facebook、YouTube、LINE公式アカウントなど、自社が所有する媒体を複合的に合わせたものです。

 

よく、オウンドメディア を語る時には、トリプルメディア「オウンドメディア 、ペイドメディア、アーンドメディア」と言われるのですが、その3つを上手に活用することで、認知拡大を図っていきます。

 

狭義では、企業が運営するWEBマガジンや、ブログを「オウンドメディア」と呼んでいます。


オウンドメディアの種類と問題点とは?


オウンドメディアには、種類があるのですが、「検索型」「ソーシャル型」「ブランド型」などです。

 

検索型は、困りごとの解決を軸に、ネットによりGoogleから「検索」される媒体です。

 

検索されるということは、最初から興味がある、知りたいことを検索します。

 

その為、本来は成約率の高いものになります。

 

ソーシャル型は、「バズる」をテーマに、TwitterやFacebookなどSNSで拡散を目的にする面白い記事などになります。

 

こちらはアクセス数やシェア数が目的になっている場合が多いです。

 

ブランド型は、閉鎖されたコカコーラパークが有名ですが、認知度の高いメーカーでナショナルブランドと言われるようなブランドのサイトになります。

 

主にブランドの名前で検索されるのがブランド型の特徴です。

 

オウンドメディアが失敗する3つの理由


オウンドメディアが失敗する理由は様々あるのですが、私が考える失敗の理由は3点です。

 

1.企業も個人も含めてオウンドメディアの失敗の要因はゴールを明確にしていない。

 

どんな目的で作っているのか?を明確にしていないので、お客様へ向かずに、マネタイズできず広告収入のアフィリエイトになってしまい本来のオウンドメディアで情報発信する意義から外れてしまっているのではないでしょうか?

 

2.企業が必要とする欲しいお客様へ向いていないコンテンツになっている。

 

 企業が欲しいお客様へ向いたコンテンツではなく、アクセス数を集めるために本来獲得したい見込み客ではなく万人ウケするコンテンツになってしまっているように感じます。

 

これが3で書いている「アクセスアップのみがゴールになりサイトに関係ないアクセスを集めてしまっている」という原因でもあると私は思います。

 

3.アクセスアップのみがゴールになりサイトに関係ないアクセスを集めてしまっている。

 

オウンドメディアを運営していると、気になるのがアクセスなのですが、アクセスばかりが気になってしまうと、アクセスを稼ぐためのコンテンツになってしまいます。

 

本来は、お客様へ向けなければいけないサイトのはずが、いつしかアクセスを稼ぐためにサイトに興味はないが、記事には興味がある!といった内容になってしまっているように感じます。

 

上記のリンク先にある閉鎖が決まった「みんなのごはん」はぐるなびのオウンドメディアです。

 

この閉鎖される理由はお客様へ向かないサイトになっていたからではないでしょうか?

 

ぐるなびは店舗側で、店舗にさまざまなサービスを有料で提供することで主な収益を上げている会社です。

 

しかし、サイトの内容は、ユーザーであるカスタマー向けの記事が多いです。

 

一番読まれたという記事も、飲食店にはメリットはほとんどありません。

 

ただ、アクセスを稼いだだけの記事でになってしまっています。

 

ぐるなびが必要ではないアクセスが大量に来るという「ズレ」がマネタイズを遠ざける結果になったのではないかと私は考えています。

 

ブログやオウンドメディアが難しなっていると言われている理由は、アクセス至上主義になっているからではないかと思います。

 

上記のリンクの記事には、650万アクセスあっても閉鎖したとされています。

 

WEBコンサルやブログのコンサルタントなどはアクセスアップを掲げる人が多いのですが、アクセス数アップとマネタイズは必ずしも一致していないということです。(アフィリエイトならばアクセス数は必要です)

 

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SNSでの拡散では認知の獲得しかできないので、単発記事でバズってもブランディングには繋がらない。


ソーシャル型のメディアは、SNSでのバズりを目的に、面白い記事や炎上目的で記事を書いている場合があります。

 

そこでは一瞬は話題になりますが、すぐに忘れられてしまいます。

 

その理由は、そのバズった記事のみしかユーザーは興味がないからです。

 

サイト全体のブランディングには全くなっていません。

 

ブランディングとは、「他社との違い」であり、お客様がその違いを知り、お客様が感じる良さがなければブランドなりません。

 

炎上や、バズらせてもすぐにまた、炎上させたり、バズらせないと忘れられてしまいます。

 

SNSでの認知のさせ方は、そのサイトはお客様にとってどんなメリットがあるサイトなのか?

 

サイト全体でお客様が感じる良さを知ってもらわないとブランディングにはつながっていきません。


成功するオウンドメディアとは?


成功するオウンドメディアとはどうすればいいのでしょうか?

 

オウンドメディアの成功事例をあげるサイトなどを見るとアクセス数ばかりに注目されています。

 

しかし、本来の目的は成約することではないでしょうか。

 

そのためには、お客様が検索する意図をしっかり把握する必要があり、どんなお客様が、あなたのサイトの情報を必要とするのかを明確にする必要があります。

 

そう考えると、突出したアクセス数を得られなくても十分マネタイズは可能なのです。

 

特にホームページも持っていないような業態や業種で、ライバルのいない地方の会社などはオウンドメディアを作ってしまえば圧倒的な集客は可能です。

 

お客様がどんな時に検索するのか?

 

どんな場面で検索を必要とするのかを売り手が理解することがオウンドメィア成功の鍵になります。

 

そして、どんな専門家であり、何を解決するのかをSNSなどによって認知拡大を図ることです。

 

SNSをアクセスアップに利用するのではなく、サイトの認知の為に活用し、点での利用ではなく線で繋ぎ運用することです。

 

どんなお客様の、どんなお困りごとを解決するのか?ということをシンプルに決定することがアクセス数が増大にならなくても濃いお客様とファンを獲得できるサイトにする秘訣です。


お客様に沿ったサイトの目的を明確にすること


あなたの会社で運営するサイトの目的はなんなのか?

 

そして、そのサイトを見るお客様のゴールはなんなのか?

 

「なぜお客様はサイトを見るのか?」をシンプルに決定しましょう。

 

方向がズレてしまうとどんなにアクセスが多くても、お客様にはなってくれません。

 

本来のオウンドメディアやブログは、お客様が勝手に訪問し、勝手にファンになってくれるものです。

 

それを売り手の視点で狙って共感させようとするからズレ始めるのです。

 

「お客様に共感する」ことが最も大切なことです。


時代の変化にしっかり対応すること


今までは、数を増やし、拡大することが売り上げアップの方法でした。

 

これはチェーンストアなどの拡大で、コンビニの繁栄にもあるのですが、時代は変わり、アメリカでは小売業や流通が大量閉店となっています。

 

これは、ネットの世界も同じではないでしょうか?

 

今まではアクセス数さえ増やせば集客できたという状態から、ライバルが増え、成熟してきました。

 

数を集めれば集客できるという時代からの変化が始まっています。

 

GoogleのSEOも、中身がお客様が欲しい情報かどうか?ということが一番のポイントであるように、数ではなく「質」の時代へ変わってきたのではないでしょうか。

 

ただお客様の役に立つだけのお役立ち記事では、アフィリエイト収入しか得られません。

 

対象とするお客様がそのサイトのコンテンツを読み、お困りごとの解決から、どのように自己実現に向けて進めばいいのか?

 

その道を示していくことがマネタイズできるポイントになります。

 

ただのお役立ち記事の数ではなく、お客様の自己実現へ向けた質の高い記事を目指しましょう。


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