こんにちは。
うちだ広大です。
先日たまたま立ち寄った商業施設で、吉本芸人さんのお笑いライブがやっていたので、見てきました。
休日だったこともあり、会場はすごい人で親子連れが多く、子供が多い会場でした。
その日は、何組か出演していたのですが、この日は、「ジョイマン、ですよ。、大西ライオン」に、トリがトレンディーエンジェルという構成でした。
どちらかというと子供受けは良さそうな面々でした。
特に大西ライオンさんの「しーんぱーいないさぁー」は子供たちと共に大合唱（でもスベってたけど笑）
全ての芸人さんのネタを見て、やっぱりトレンディーエンジェルが売れているという秘訣がわかった気がしました。
その理由は、場のニーズに合わせたネタにして心をつかんでから自分たちの得意な世界観を知ってもらうという点です。
これはビジネスでも非常に大事なことではないかなぁと思いました。
場に合わせたネタで観客の心をしっかりつかんでいた
ほかの芸人さんは、自分が得意なネタなどをやる中、トレンディーエンジェルは、その会場の観客ニーズに合わせたネタを冒頭でやっていたように感じました。
基本はハゲネタなのですが、その中に随所に、子供達でもわかるネタを取り入れていました。
小学生くらいの子供が多いので、ネタに「ポケモン」をうまく取り入れて、子供たちからも爆笑を得ていたところは、本当にさすがだなと思います。
このようなネタ見せライブなどは名前は知っているけどネタを見たことない。
TVでは見たことあるけど、ひな壇やバラエティーでしか知らない。
といった人も多いです。
子供はもちろんネタを全て知らない場合も多いはずです。
そんな人もいると想定し、ポケモンGOのネタを入れてくる。
親子でポケモンGOをやっている人を今もたまに見かけます。
ポケモンは、20年以上の歴史があるので、いまの小学生くらいの親が１０代の時にゲームが発売されています。
つまり、親も知っている世代なんですね。
子供だけに寄せてもダメだし、親だけに寄せてもダメという環境で、どちらも楽しめるネタは素晴らしいなと思います。
お客様を楽しませる為に自分たちが変わることこそお客様目線だと思う。
こういった場では一番ウケたネタや、自分が得意なものや自分がやりたいことをやりがちです。
全ての観客が自分のファンならそれでいいのですが、こういった環境は様々な人がいます。
なんかイベントやっているからとりあえず見てみようという人も当然ながらいます。
そんな人たちに、自分たちを知ってもらうには「わかって！」と訴えるのではなく、お客様の懐に入ることだと思います。
自分たちを必死に売り込み、知ってもらうのではなく、お客様が知っていることに合わせて、自分たちの武器を表現すること。
この視点はすごく大切なことではないかぁと思います。
そこにいるお客様のことを考えて、お客様を楽しませるために、やっていく。
そうすることで、もっと知りたい！って思う人が増えるのではないかなと思います。
自分を売ることに必死な人はお客様を見ていない。
これは、ブログも、商売も同じだと思います。
自分のことを一方的にアピールするのではなく、お客様のことを考えること。
トレンディーエンジェルが俺たちM-1で優勝しているから面白いから何やってもいいでしょ？と一方的なスタンスで自分たちの身が面白いことをやっていてもお客さんには伝わらなかったと思います。
一方通行の自分アピールや、お客様のことを考えないと伝わらないのではないでしょうか？
ニーズをくみ取り、そこにまずは合わせること。
そこから、良さや、問題の本質に気づいてもらう。
このような考え方がとても大切だと思います。
芸能人は、売れ続けることとすごく大変でしょうし、だからこそニーズも汲み取ることができないとファンを増やすこともできないのではないかなと思います。
自分アピールで上っ面なファン作りではなく、ファンを作るには「信用」と「信頼」が必要だと改めて感じました。
だからこそ、「お客様目線」は重要です。
そんなことをトレンディーエンジェルの漫才を見て感じました。
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