商品・サービスのニーズより人にファンをつけたら売れるというコンサルタントには大きな疑問を感じるという話

   

 

こんにちは。

 

うちだ広大です。

 

お客様は何を買えばいいのかわからないから、あなたという個人にファンを作っていき、自分の商品サービスを売っていけ!

 

これからは好きなことや、楽しいことを売り手がやるからお客様に伝わって売れていく。

 

だから商品やサービスは関係ない!という人は多いですよね。

 

人間力が売る秘訣だ!という方も多いです。

 

しかし、これって本当なんでしょうか?

 

人で売って売れない人の方が多いのではないでしょうか?

 

アパレルはタレントビジネスをやればある程度売れますが、それを個人のセレクトショップなどができるかなと思います。

 

服にあまり気を使わないおっさんがセミナーでつながって、そこにたまたまアパレルをやっていた人がいて、そこのブランドを買うということは可能だと思いますが(決して何かをディスっているわけではありません)

 

それを人で売れる。

 

好きなことをしているから、その服を愛しているから売れるは、お客様に錯覚を起こさせるだけではないかと思うのです。

 

そもそも、自分の趣味趣向が大きく出るのがアパレルですから、お客様のニーズは確実に存在します。

 

そのニーズをどのよう扱い、あなたが発信するかで決まると思いますが、自分が扱っている服は素晴らしい!自分のブランドを愛していると訴えても「知らんがな」ってなりません?(自分が売るものを愛するのは売る上で大前提だと思いますが)

 

 ZOZOタウンって、ユニクロって別に素晴らしい!と訴えていませんよね。

 

いやいや、個人と大手は違うんですよ!と必ずいう人がいますが、そんなことはありませんよ。

 

売れないのはニーズを扱わないだけです。

 

そこを頑なに変えずに、自分が売りたいものを売っているから売れないだけです。

 

あなたに興味を持つ人を増やして売ろうとすると質より量になってしまう。

 

商品・サービスは関係なく、人で売るを優先すると結局は数を集めなくていけません。

 

SNSでいけばフォロアー数やメーリングリスト数など数を集めてあなたの商品やサービスに興味のない人にセールスをしていく。

 

数をとにかく集めていくというやり方になってしまいがちではないでしょうか?

 

まだやっている人がいるかもしれませんが、アメブロでは読者登録(いまだに読者登録代行と言っているコンサルがいることに底の浅さを感じます)やFacebookの友達5000人、インスタのフォロアー増やすなどのノウハウ(インスタはツール使えばフォロアーのセグメントができるので今ならまだいけます)

 

アマゾンってなぜ売れるのでしょうか?

 

楽天ってなぜ売れるのでしょうか?

 

メルカリってなぜ売れるのでしょうか?

 

それって、何かしらを欲しい!という人が集まってくるからですよね。

 

ニーズがそこに集まっているから売れるわけで、人って関係ないですよね。

 

だからネット物販って特に売れないものは全く売れないし、認知もないものは売れないのです。

 

あなた自身に興味を持った人を集めたとして、その中の人があなたの商品やサービスを必要としなければ売れません。

 

つまり、量ではなく、質です。

 

商品・サービスに関心のある見込み客を集めるということが必要です。

 

これはマーケティングオートメーションはこの見込み客を集めることは可能ですよね。

 

そこから離脱させずに、セールスまで繋げる役目がブログやオウンドメディアになります。

 

アーティストのファンになる時って人から入りますか?

 

バンドや歌手、アーティストのファンになる時ってその人を見て好き!ってなります?

 

見た目の格好良さや可愛さなどは影響しますが、音楽ならまずは曲ではないでしょうか?

 

曲を聴いて、生き方を見て、その世界観に惹かれていく。

 

作品を見て感動して、その人の発言なども見ていきファンになる。

 

最近THE MANZAIで賛否を巻き起こしたウーマンラッシュアワーも、あの漫才を見て今まで嫌いだったけどファンになったという人も沢山います。

 

それってウーマン杉本という人柄でファンになっているのでしょうか?

 

漫才という一つの作品と、その心意気(自衛隊の息子で沖縄が地元なので、個人的には賛否ありますが)を見たからファンになったのではないでしょうか?

 

それを人で売るのとは違うと思うのです。

 

キングコングの西野さんも認知ではなく、人気をとれと言いますが、持っているコンテンツがお客様の役に立たない、認知がない、感動をさせることができないものなら人気すら得られないのです。

 

お客様のニーズなきものは人気になることも一切ないと私は思っています。

 

インターネットの普及によって、これからどんどん「作られた人気」や「ニーズがないのに人気があるように見せる売り方」は淘汰されていきます。

 

数で見せかける上っ面な魔法はすぐにバレていくのです。

 

価格以上の価値を出せば売れる!という人のウソ

 

「お値段以上ニトリ」は有名なキャッチフレーズですが、価格以上の価値を出せば売れる!とい言葉を鵜呑みにしている人って多くないですか?

 

そんなあなたに質問ですが、価格以上の価値ってどうやってお客様にお伝えするのでしょうか?

 

あなたが自社ブランドを立ち上げて、オリジナルの家具を販売するとします。

 

価格以上の価値をうちは訴えていくぞ!と、他社では同じような木製のチェアーを3000円で売っている中、価格以上の価値を自負するあなたは6000円で売る。

 

これってどうやって価値を伝えるの?

 

スペック?

 

素材?

 

研磨の技術?

 

漆でも塗ってんの?

 

柿渋加工?

 

何の価値?

 

お客様が満足するときって安さの中に価格以上にしっかりしていた!とか、価格以上に美味しかったとかではないでしょうか?


安さの割にオシャレとかね。

 

お客様ってスペックで欲しいとは思いませんよね。

 

もし、あなたが高く売りたいと考えるのなら、この場合椅子でも、どんなお客様が使うと困りごとが解消できるかというところへフォーカスする椅子なら価値を感じてもらえます。

 

その椅子に座るとどんな体験ができるかですよね?

 

そこなら価格で比較とならないと思います。

 

例えば、痔の人が何時間座っても痛くならない木製チェアーとか。

 

こんな感じです。

 

価値って買わないとお客様はわからないのです。

 

だからこそ、お客様へ価値提案するのなら、お客様の困りごとから考えた提案ではないと伝わらないのです。

 

焼き鳥屋がうちは2本で180円だけど美味しい!という価値を訴えてあなたはいきたいと思いますか?

 

美味しいかどうかは食べないとわからないですよね?

 

価値ってお客様が体験しないと判断できないのです。

 

その辺の伝え方を間違っているのです。

 

SNSでのみしか集客できない人はこれから淘汰されていく。

 

SNSでしか集客できない人、ブログがSNSでしか読まれずに検索はほぼされない人や、そこの浅い文章をもっともらしく主張し、SNSでの世界でのみ宗教のようになっている人。

 

とにかく何にでも噛みつき、毒舌がウリのひと。

 

などは、結局は淘汰されていく時代になっていきます。

 

それってユーザーの感情操作しかしていないから結局はバレるんですよね。

 

メルマガにただ他者の文句を永遠書いているというコンサルもいますよね。

 

読みたいですか?そんなメルマガ。(ちなみに私全く配信していませんし、一貫性がないです笑)

 

SNSをビジネスで使っていくには結局、専門性ある投稿がキーになります。

 

あなたが誰で、どんなお客様の悩みや困りごとに対して何を提供しているのか?

 

それを投稿することです。(って言いながら私のインスタは方向性の修正できていません笑が、物販のインスタは投稿すれば売れるという成果は出しています)

 

専門性がなく、在り方ばかりの人や、同調者を集めて代弁者になっているような人ってこれからの需要はなくなってくと思います。

 

というか、すでになくなり始めていると思います。

 

もうポエム書いても集客できないでしょ?

 

なぜなら、本質を知らないから小手先で、悩んでいる人ではなく迷っている人を集めているに過ぎないんですよ。

 

心が満たされない迷っている人を集めていく。

 

技術がなく、本質を知らないから迷った人の対処も根本も解決できずに、ただ騙すだけなんですよね。

 

だからすでに淘汰は始まっているんです。

 

結局はお客様のニーズをしっかり考えること。

 

人で売るのではなく、先にお客様です。

 

お客様のニーズを考えたビジネスを展開する。

 

どんな悩みがそこにあり、どんな困りごとをあなたが解決できるのか?

 

どんなアドバイスができるのか?

 

そして、お客様に提供できるレベルにあなたがあるのかどうか?

 

スキルがなければスキルを磨かなくては偽物でしょうし、趣味領域で起業なんてもちろんしないほうが幸せだと思います。

 

お客様のニーズとウォンツを多面的に、客観的に捉えることができるのか?

 

そして、お客様が困っている場面を再現できるストーリーを描けるのか?かが重要になってきます。

 

正直それができなければ文章で集客はできませんよ。

 

ブログはもちろん、オウンドメディアも、SNSも、アプリも、マーケティングオートメーションも、メルマガも、なんでも文章が必要になるのですから、お客様のニーズを理解し、お客様の物語をあなたが再現できるスキルを持てるかどうかです。

 

それができたらファンになる人が増えますよってことです。

 

それがファンで売るという本質だと私は考えています。

 


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