こんにちは。
集客コンサルタントうちだ広大です。
先日発表のあった、ZOZOタウンのファッションアプリ「WEAR」のバーコード機能が廃止になったそうです。
まだまだ参加していたショップが少なく、ユーザー側は使いにくかった現状はあったと思います。
しかし、今後参加店舗を拡充させていけば、かなり革新的なものになると思っていましたが、結局ブランド側の意向をZOZOが飲む形になっています。
こんな理由だそうです。
店舗への導入にあたり「スキャン行為が盗撮に見えるのでは」「ネットでの購入は店舗の売り上げにならない」と懸念するブランドや商業施設があったことが理由という。
「ファッション業界全体を盛り上げることやユーザーの利便性を考えた機能だが、反発があると本末転倒。ユーザーに支持を受けている役割やブランド側の意向などを踏まえて廃止を決めた」(広報)としている。
一般ユーザー向けにはバーコードスキャン機能は廃止するが、ショップスタッフ向けには提供を続ける。商品のサイズやカラー展開、関連コーディネートなどを確認し、接客の幅を広げるために活用できるという。
ネットショップにも頭が固く踏み込むのが遅かった業界なので、こうなることはある程度予測できましたが、いまだにZOZOタウンでも、店頭は在庫かなりあるのに、ZOZOはすぐに完売し、店頭はそのままバーゲンまで残っているという機会ロスがいまだにあるそうです。
アパレルはあくまで店頭って考えが強いですよね。
同じ会社なのに店舗ごとで対立し、商品があるのにお客様のお取り寄せを断るところもいまだにあると思います。
こんな考えがあるから、WEARのバーコードという機能が廃止になった背景だと僕は考えています。
はっきりいって
もったいないなー
って思うわけ。
ファッション共有っていう点では支持されているのですが、僕はこの機能がなくなったせいで、お客様とコミュニケーションを簡単に取れるツールをお店側は失ったと思っています。
今お店で服を買うときに、ほぼ大半の人がKYな接客にうざいって思っているのではないでしょうか?
最近僕はデニムを見にとあるショップに行きましたが、触った瞬間聞いてもないことを永遠しゃべりかけて来て買う気を失いました。
僕はショップ経営も2回やり、販売員、店長の経験もアパレル業界は17年ほどいたのですが、やっぱりウザイわけです。
東京のあるセレクトショップでは買わないとわかると舌打ちするとこもあります。
今のアパレルってお客様の為にが欠落していますよね。
自店のこと、館のこと、ブランドのことしか考えてない。
だからこういったお客様の為になるはずのアプリに対して過去からの考えしかできずに未来への判断ができないわけです。
いまだによいものを作れば売れるって思っている。
よいものを置けば売れるって思っている。
そうじゃない。
お客さんはショップスタッフの声や、ショップの売り上げなんてどーでもいいわけ。
お客さんからしたら欲しいものがよい商品だし、売れるものが良い商品なんですね。
そういった機会を失ったと考えてもおかしくないかなって僕は思っています。
まだまだ使いにくい部分はあったのですが、もっと拡大すれば改善し、さらに良いものになったはずです。
しょーもないプライドが邪魔をするのでしょうか?
僕がそこの店長ならお客様を巻き込んで、どんどんショップの服で、投稿させて、ショップのセンスと、自分のお店をお客さんに宣伝してもいますけどね。
これ200万人に無料で広がるんですよ。
面白い取り組みをお客さんと一緒にやっているお店があるってわかればそこには人が集まるけどね。
こんな使い方もできたのに。
200万ダウンロードされているので、今後の新しい機能やお客様の為にという「スタートトゥデイ」の決意を僕はこれからも応援するし、見守っていきたいと思います。
ただこれの廃止はすこし早すぎたなぁって思います。
それぐらい業界の反発がでかかったんだろうな。
もうZOZOに商品提供しないよなんて圧力があったりしたんだろうなって予想できるよね。
本当はも立場は逆転してるのにね。
ネットのときのように頭の固いままだと衰退する一方だと思うけどね。
こういったことをユニクロがやってみたらいいかなって思ったりね。
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